どんな資格が必要か

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自分の働いている介護事業所では、毎年職員の個人情報の確認が行われる。

住所や電話番号、交通費算出のための通勤時間など情報に誤りはないか、変更がないかの確認だ。

その中に、持っている資格の確認もある。

資格一覧の中から持っている資格に◯がつく形なので、どんな資格が資格手当の対象になるのかがわかる。

施設で働く介護職は、基本的に資格は必要とされないが、看護師や栄養士として採用されるためには当然その資格が必要となる。

介護職でも介護福祉士などの資格を持っている場合は資格手当が出る。

今回はその資格一覧に載っている資格を紹介する。

介護施設で働く場合、どんな資格が役に立つのか?

どんな資格を持っている人たちが働いているのか?

あくまで自分の働いている介護事業所の例だが、参考程度にはなるだろう。


介護施設で給料に影響する資格一覧

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・社会福祉主事 ・ケアマネージャー(介護支援専門員)
・社会福祉士 ・介護福祉士
・管理栄養士 ・看護師 ・準看護師
・理学療法士 ・作業療法士
・ヘルパー1級 ・ヘルパー2級



社会福祉主事

正確には「社会福祉主事任用資格」
任用資格というのは公務員などの採用試験に合格し、かつ専門職として配置されて初めて生かされる資格。特養のような社会福祉施設でも就職に際し資格要件として求められる(主に生活相談員)

ケアマネージャー
ケアマネ資格。ケアマネージャーとして働く場合に必要な資格。介護職でも持っている人はけっこういる。資格更新(5年毎)に研修を受ける必要があるので時間とお金がかかり、ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格しても、その後の研修を受けずにケアマネ資格を取らない人もいる。

社会福祉士
持っていると生活相談員として働ける資格の一つ。生活相談員は自治体によって必要条件が異なる。介護職として働きながら社会福祉士の試験に合格して生活相談員になる介護職もいる。

介護福祉士
これを持っている介護職がある程度いると加算が取れるため施設側は「取れ」「取れ」とお尻をたたく。仕事内容は無資格者と変わらない。うちの場合資格手当は月5,000円。

管理栄養士
管理栄養士がいると栄養マネジメント強化加算が取れるので重宝される。特養の人員基準では栄養士1名以上となっているため、管理栄養士である必要は必ずしもない。

看護師
特養には絶対に必要な人材だがいつも人手不足。退職率高い。派遣でさえなかなか集まらない。

准看護師
介護職からしたら看護師と変わらないが、正看護師との間では微妙なパワーバランスがあるらしい。

理学療法士、作業療法士
介護老人保健施設(老健)と違い特養では機能訓練指導員の人員基準は1人以上となっているので、リハビリ職は1名、または専門職を置かない施設が多い。うちの場合はユニット型を新たに作るまでは長年看護師が機能訓練指導員を兼任していた。リハビリで高齢者を職員がいなくてなかかな行けない散歩に連れ出してくれたり、行事の際の見守り要員が増えるので介護職としてはありがたい。

ヘルパー1級、ヘルパー2級
2012年度まであった資格。正式には「ホームヘルパー1級」「ホームヘルパー2級」という。
2013年度からは「実務者研修」「介護職員初任者研修」という形になっている。
介護職として働くなら持っていると就職の際、多少有利。


介護職未経験者が取りやすい資格

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介護職としての働くことを考えるなら「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」が一番取りやすい資格だろう。


介護職員初任者研修は130時間のカリキュラム受講と修了試験に合格するだけだ。

特に受講、受験資格などはない。

カリキュラムは自宅学習の部分もあるが、実技の実習(スクーリング)なども受けなければならないので通学の必要がある。

朝から夕方までの通学講座なら、最短1ヶ月ほどで取得可能だが、生活に支障が出ないよう自分に合った受講コースを選ぶことが大切だ。

自分は3ヶ月の通学コースで試験をパスして資格を取得した。

試験の難易度はそれほど高くないし、再試験可能なので合格するまで受けることができる。

施設で働く場合は介護職に資格は必要ないが、訪問介護で働く場合は資格が必要なので、この「介護職員初任者研修」が役に立ってくる。


訪問介護員として働くのに必要な資格

・介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
・実務者研修(旧ホームヘルパー1級、旧介護職員基礎研修)
・介護福祉士
・生活援助従事者研修


このうちいずれかの資格が必要。

訪問介護は介護を必要とする方の自宅に訪問し、排泄、入浴、食事などの「身体介助」をしたり、掃除や買い物といった「生活援助」などを行う仕事だ。

また、介護職としての就職などは考えていなくても、家族の介護をする場合に備えて「介護職員初任者研修」を受けるという人もいる。

「介護の入門」的な資格といっていいだろう。

自分の場合は介護職未経験で「介護職員初任者研修」→介護施設に就職→「実務者研修」→介護福祉士の受験資格「実務経験3年以上」をクリア→「介護福祉士」という順番で資格を取っていった。

介護の専門学校や、福祉系の大学出身者でもない限り、割とスタンダードな順番だと思う。

介護福祉士の次はケアマネ資格を目指すというのが順当な路線だが、最近は介護職員の給料も処遇改善によって上がってきたので、以前ほどケアマネになる待遇面でのメリットは減っている。

加えてケアマネの5年毎の更新手続きも大きな足かせだ。

人材不足、業務過多、書類仕事が多い、といわれるケアマネージャー。

現場から離れることを嫌う介護職員も多く、ケアマネが介護職からのキャリアアップとなるのかどうかは微妙なところだ。

個性的で人間としては魅力的な人が多いのだが。








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